日本歴史地名大系 「小松川番所跡」の解説
小松川番所跡
こまつかわばんしよあと
小松川村に置かれた南部領との出入口にある番所。
近世初期・中期には横手城代戸村十太夫配下の給人と足軽とが一ヵ月交代で勤務し、通行する商品に課税していたが、寛政一二年(一八〇〇)から小松川村の百姓十郎左衛門が帯刀を許され、二人扶持で番人に命ぜられた(「覚」山内村郷土資料)。
横手町から
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報