20世紀日本人名事典 「小林杜人」の解説 小林 杜人コバヤシ モリト 大正・昭和期の社会運動家 生年明治35(1902)年2月15日 没年昭和59(1984)年9月23日 出生地長野県埴科郡雨宮県村土口(現・更埴市) 学歴〔年〕埴科農蚕〔大正6年〕卒 経歴融和団体雨宮県支部に参加し、のちに救世軍長野小隊に入って伝道に参加する。大正14年雨宮県村役場書記となるが、政治研究会に入るなどして書記を免ぜられ、以後農業に従事しながら社会運動に専心する。昭和3年共産党に入党するが、3.15事件で検挙され懲役3年6カ月に処せられる。釈放後は帝国更進会の活動に参加し、思想犯転向者の更生に務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林杜人」の解説 小林杜人 こばやし-もりと 1902-1984 大正-昭和時代の社会運動家。明治35年2月15日生まれ。大正14年全日本無産青年同盟に参加し,昭和2年日本農民組合長野県小作組合連合会を創立。3年共産党に入党,同年の三・一五事件で検挙され転向。戦後は日朝・日中友好運動につくした。昭和59年9月23日死去。82歳。長野県出身。埴科(はにしな)農蚕学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by