更生(読み)コウセイ

デジタル大辞泉 「更生」の意味・読み・例文・類語

こう‐せい〔カウ‐〕【更生】

[名](スル)
生き返ること。よみがえること。蘇生そせい。「荒れ果てた休耕田更生させる」
精神的、社会的に、また物質的に立ち直ること。好ましくない生活態度が改まること。「自力更生する」
「彼女の為めに適所を供さば、単に心身の―を僥倖し得るのみならず」〈有島星座
不用品に手を加えてもう一度使えるようにすること。「廃品更生」「更生紙」
[補説]「甦生」とも書くが、「こうせい」は「そせい(甦生)」の慣用読み
[類語]蘇る蘇生復活再生起死回生生き返る回復回天再興中興復興復旧復元還元復調復帰カムバックリバイバル再起返り咲く息を吹き返す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「更生」の読み・字形・画数・意味

【更生】こう(かう)せい

再生する。〔史記、主父偃伝〕元元黎民(れいみん)(人民)、戰國よりれ、天子ふを得て、人人自ら以爲(おも)へらく、(あらた)め生きたりと。

字通「更」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「更生」の解説

更生

1927年公開の日本映画監督田坂具隆原作:南百合子、脚色:芦田勝、撮影伊佐山三郎出演谷幹一、相田澄子、荒川良平、佐久間妙子ほか。

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