小柳繻子(読み)こやなぎしゅす

精選版 日本国語大辞典 「小柳繻子」の意味・読み・例文・類語

こやなぎ‐しゅす【小柳繻子】

  1. 〘 名詞 〙 本絹繻子の一つ黒地を主とし、帯地、半襟地、力士の褌(ふんどし)などに用いる。豊前中津藩の江戸留守居役小柳某の案出とも、力士の小柳が用いたことによるともいう。小柳。
    1. [初出の実例]「帯は海老色の小柳繻子(コヤナギジュス)で」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む