小沢得入(読み)おざわ とくにゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小沢得入」の解説

小沢得入 おざわ-とくにゅう

1616-1710* 江戸時代前期-中期俳人
元和(げんな)2年生まれ。江戸日本橋本船(ほんふね)町の名主。はじめ北村季吟(きぎん),のち松尾芭蕉(ばしょう)の門人。宝永6年12月24日死去。94歳。通称は太郎兵衛,利右衛門。別号孤吟,卜尺,詞文。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む