小海郷(読み)おみごう

日本歴史地名大系 「小海郷」の解説

小海郷
おみごう

小豆島の脊梁山脈嶮岨けんそ山系の北部にある近世小豆島九郷の一つ。北は備讃海峡に面する。中世尾美おみ庄とよばれた地域で、尾美庄については永禄九年(一五六六)の備前郷荘記(大日本史)に「小豆島郡以尾美・草部・池田・肥土四荘繋之」とあるのみで、その他の史料は皆無である。しかし、福田ふくだ八幡神社(現内海町)蔵の天正二〇年(一五九二)銘の玉比売たまひめ神社棟札に「小海郷福田村」とあり、近世小海郷から福田に至る一帯が小海郷であった。慶長一〇年(一六〇五)検地時に島内を四組に分けたのも、四庄を踏襲したものとみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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