小溝村(読み)こみぞむら

日本歴史地名大系 「小溝村」の解説

小溝村
こみぞむら

[現在地名]岩槻市小溝

徳力とくりき村の北、慈恩寺じおんじ台地の東部に位置し、東は古隅田ふるすみだ川で限られる。徳力村と同じく正徳元年(一七一一)まで岩槻藩領、同年以後は幕府領。田園簿に村名がみえ、高は田方一一〇石余・畑方一六八石余。延宝八年(一六八〇)の岩付領内村名石高家数人数寄帳(吉田家文書)には前小溝まえこみぞ村・後小溝うしろこみぞ村の二村として載り、前者は家数七(すべて本百姓)、人数六六、後者は家数二七(本百姓一六・水呑一一)、人数一九一、両村とも岩槻藩の地方支配では高岩たかいわ筋所属。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む