小犬芥子(読み)こいぬがらし

精選版 日本国語大辞典 「小犬芥子」の意味・読み・例文・類語

こ‐いぬがらし【小犬芥子】

〘名〙 アブラナ科一年草。関東地方以西各地の田畑路傍に生える。高さ約三〇センチメートル。葉は互生して羽状に深裂し、裂片は基部のものほど小さい。四~五月、葉腋にごく短い柄のある径約五ミリメートルの黄色の四弁花をつける。果実は長さ約一センチメートルの円柱形のさやで表面細毛がある。こすかしたごぼう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android