小生村(読み)こもむら

日本歴史地名大系 「小生村」の解説

小生村
こもむら

[現在地名]四日市市小生町・三滝台みたきだい

三滝みたき川の南岸に位置し、集落の南と西は丘陵。西は川島かわしま村、東は大井手おいで村。「五鈴遺響」は「神鳳抄小林御厨神風徴古録此地ニ填ル未考」とする。小林こばやし御厨は、中世智積ちしやく御厨に含まれた小林郷(元応二年七月一日藤原公行譲状案「綸旨口宣院宣等写」書陵部蔵)かとも思われる。江戸時代は初め津藩領、寛文九年(一六六九)支封久居藩成立によって久居藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android