日本歴史地名大系 「三滝」の解説 三滝みたき 広島県:広島市西区新庄村三滝[現在地名]西区三滝山三滝山(みたきやま)の山中にある雌雄二流の滝と駒ヶ滝を併せていい、「芸藩通志」は「三瀑」と記す。現在は水が乏しくなり、昔日の観はないが、滝の傍らにある観音堂は巨岩に囲まれて堂を構え、岩の隙間が自然に龕となっている様は奇観である。「芸藩通志」は三滝をこの堂にちなんで観音滝ともよぶと記す。近くにある高野山真言宗三滝寺には、第二次世界大戦後和歌山県有田(ありだ)郡広川(ひろがわ)町広八幡(ひろはちまん)神社から移築された大永六年(一五二六)創建という多宝塔(県指定重要文化財)があり、塔内の木造阿弥陀如来坐像は、仁平四年(一一五四)一一月、河内国錦部(にしごり)郡日野(ひの)村(現大阪府河内長野市)の観音寺に寄進されたものである(像内墨書銘)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
事典・日本の観光資源 「三滝」の解説 三滝 (長野県千曲市)「信州の渓谷・滝百選」指定の観光名所。 出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報 Sponserd by