小田木村(読み)おだぎむら

日本歴史地名大系 「小田木村」の解説

小田木村
おだぎむら

[現在地名]稲武町小田木

黒田くろだ村の南西飯田街道が通り武節町ぶせつまち村へ通ずる。天正一八年(一五九〇)太閤検地を受けたと伝える村。このとき一二町五反余・高一四〇石余(北設楽郡史)。字シッタキの八幡神社には操り人形がある。人形座の記録(唐沢猛士家文書)によると寛保年間(一七四一―四四)上古田かみふつた(現長野県茅野市)の人形座が当地の人形の頭を買求めたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android