小白根(読み)こしろね

精選版 日本国語大辞典 「小白根」の意味・読み・例文・類語

こ‐しろね【小白根】

  1. 〘 名詞 〙 シソ科多年草各地池沼水辺に生える。茎は四角柱状で高さ一五~六〇センチメートルになる。葉は柄をもち対生、長さ二~四センチメートルの細長い倒卵形で縁にまばらな鋸歯(きょし)がある。秋、葉腋に先が四裂した筒状唇形花(しんけいか)を密につける。花は白色紫色斑点がある。さるだひこ。いぬしろね。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android