日本歴史地名大系 「小石川原町龍泉寺門前」の解説 小石川原町龍泉寺門前こいしかわはらまちりゆうせんじもんぜん 東京都:文京区旧小石川区地区小石川原町龍泉寺門前[現在地名]文京区白山(はくさん)四丁目北を小石川原町のうちの北方分、南を寂円(じやくえん)寺に挟まれた龍泉寺の境内西側に成立した門前町屋。南北に走る小原(こはら)町の通りに西面する片側町で、この通りを隔てて西は小石川御殿跡の武家地。当地はかつて小石川村伝通(でんづう)院領の年貢地であったが、元和八年(一六二二)に伝通院へ願い、年貢諸役免許の除地として龍泉寺を建立、その後門前町屋を許され、延享二年(一七四五)に町奉行支配になった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by