小石川宮下町(読み)こいしかわみやしたちよう

日本歴史地名大系 「小石川宮下町」の解説

小石川宮下町
こいしかわみやしたちよう

[現在地名]文京区千石せんごく四丁目

巣鴨原すがもはら町の北方巣鴨村と巣鴨町下組の南に所在する。かつて小石川村百姓地字氷川明神下ひかわみようじんしたの地で百姓町屋を許されていたが、同所が小石川御殿用地として上地になった際、巣鴨村のうち当地で代地を与えられて移転した。延享二年(一七四五)町並地となった。町名由来は、かつて氷川明神下にあったことに由来。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android