小競合(読み)こぜりあい

精選版 日本国語大辞典 「小競合」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぜりあい‥ぜりあひ【小競合】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 )
  2. 小部隊が衝突して戦うこと。小規模の戦闘。こぜめあい。
    1. [初出の実例]「二三百の小ぜり合がはじまって」(出典:雑兵物語(1683頃)下)
  3. 小さなもめごと。いさかい。ごたごた。
    1. [初出の実例]「それで常(いつ)も小競合(コゼリアヒ)のみで、大衝突は双方で避ける気味があるのであるが」(出典其面影(1906)〈二葉亭四迷〉二二)
  4. 取引市場で、相場変動がなく、売買が活発に行なわれないこと。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android