最新 地学事典 「小笠層群」の解説
おがさそうぐん
小笠層群
Ogasa Group
静岡県掛川南方小笠山丘陵を構成する下部~中部更新統。大井川系の中~巨礫を主とする厚い礫層が主体をなす。柴 正博(2017)は本層群をファンデルタ堆積物として,下位の曽我層群とされた地層を含めて再編し,下位から曽我層・大須賀層・可睡層・袋井層に区分した。最下部の曽我層は南部では海成の泥層が主体で,北西部では砂層と礫層からなり,メタセコイア化石を産出。最大層厚700m以上。古地磁気編年では中部にブリュン/マツヤマ・クロン境界。下位の掛川層群とは不整合。槇山次郎(1950)命名。参考文献:柴正博(2017) 駿河湾の形成,東海大学出版部
執筆者:牧野内 猛・柴 正博
参照項目:曽我層群
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

