出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…直径2mm以上の砕屑物質をレキ(礫)といい,レキが基質によって膠結(こうけつ)されたものがレキ岩である。レキ岩は堆積岩の一種である。基質には砂,泥,石灰質物質やケイ質物質がある。レキの割合が50%以上を占めるものをレキ岩といい,それ以下の場合にはレキ質と呼ぶが,野外ではレキの割合が数十%以上のものはレキ岩に含めていることが多い。日本にはレキ岩がよく発達していて,ほとんどが砂質基質からなる。レキ種が1種のときは単成(単元)レキ岩,2種以上のときは複成(多元)レキ岩という。…
※「巨礫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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