小羽尾村(読み)こばによおむら

日本歴史地名大系 「小羽尾村」の解説

小羽尾村
こばによおむら

[現在地名]岩美町小羽尾こばねお

牧谷まきだに村の北東に位置する。但馬往来が通る。寛正六年(一四六五)一二月の北野社松梅院不知行分御判注文(北野神社引付)などに「因幡国岩井庄内吉田保竹美小羽尾両村」とみえる。藩政期の拝領高は一一七石余、本免は四ツ。天保三年(一八三二)山林は一町二反余で、藪役銀六分余・山役米四斗余・海役米三斗余を課されていた(藩史)。「因幡志」によれば家数三七。安政三年(一八五六)の竈数四二、うち網師五・船大工一(「余業人書上帳」福光家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android