小股を掬う(読み)コマタヲスクウ

精選版 日本国語大辞典 「小股を掬う」の意味・読み・例文・類語

こまた【小股】 を 掬(すく)

  1. 相撲で、相手の股を内側からすくいあげて倒す。小股すくいの手を使う。小股を取る。
  2. 他人の欠点に乗じて自分の利益をはかる。人の油断やすきを利用して自分の利をはかる。小股を取る。
    1. [初出の実例]「悪玉くらべの小股をすくひ、人のしゅかうを反古にした、悪角力で厶り升」(出典:評判記・嗚久者評判記(1865))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む