小臣(読み)ショウシン

デジタル大辞泉 「小臣」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しん〔セウ‐〕【小臣】

身分の低い臣。また、臣下自分をへりくだっていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小臣」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しんセウ‥【小臣】

  1. 〘 名詞 〙 身分の低い臣下。また、臣下が自分をへりくだっていう語。⇔大臣
    1. [初出の実例]「南池葉暗惟初密、聖主追涼過小臣」(出典凌雲集(814)駕幸南池後日簡大将軍〈淳和天皇〉)
    2. 「余は〈略〉無力なる譜代の小藩中の小臣なり」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉六)
    3. [その他の文献]〔書経‐康誥〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android