小臣(読み)ショウシン

デジタル大辞泉 「小臣」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しん〔セウ‐〕【小臣】

身分の低い臣。また、臣下自分をへりくだっていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小臣」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しんセウ‥【小臣】

  1. 〘 名詞 〙 身分の低い臣下。また、臣下が自分をへりくだっていう語。⇔大臣
    1. [初出の実例]「南池葉暗惟初密、聖主追涼過小臣」(出典凌雲集(814)駕幸南池後日簡大将軍〈淳和天皇〉)
    2. 「余は〈略〉無力なる譜代の小藩中の小臣なり」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉六)
    3. [その他の文献]〔書経‐康誥〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android