小計村(読み)こばかりむら

日本歴史地名大系 「小計村」の解説

小計村
こばかりむら

[現在地名]上那賀町小計

古屋ふるや村の東、那賀川上流南岸山間に位置する。那賀川が湾曲する位置にあるため、同川を挟んで北は小浜こはま村、東は桜谷さくらだに村、南は水崎みさき村と接する。海部かいふ郡に属し、古屋村の枝村である。寛文四年(一六六四)の郷村高辻帳、天保郷帳ともに記載がなく、海部郡木頭きとう(現木頭村・上那賀町)の高に含まれるとみられる。文化一〇年(一八一三)の高都帳では古屋村のうちに小計村とみえ高一〇石余。「阿波志」や旧高旧領取調帳には記載がなく古屋村の高に含まれると思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android