小諸温古雑記(読み)こもろおんこざつき

日本歴史地名大系 「小諸温古雑記」の解説

小諸温古雑記
こもろおんこざつき

上下二巻

別称 小諸温古記 著者未詳

成立 宝暦九年

分類 地誌

写本 県立長野図書館丸山文庫・高遠町進徳館文庫

解説 小諸歴代の城主小諸氏の事跡、大井氏の築城と歴代の事跡、武田氏領有後の城代、江戸時代の城主交代と領知高、城の本丸以下の縄張規模と門櫓・堀・木戸会所等の変遷城下及び在郷の寺院堂舎・神祠、領内の古跡・古郷に関する伝称、伝馬宿駅と市町の成立変遷等を記す。近世小諸城とその城下の地誌を簡にして要を得て記している。小諸砂石鈔は小諸温古雑記の抄本というべきもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む