デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小谷芙美」の解説 小谷芙美 こたに-ふみ 灰谷健次郎の児童文学「兎の眼」の主人公。新卒で結婚早々の小学校教師。問題行動をする子供や塵芥(じんかい)処理所の長屋にすむ人々とのふれあいを通じて,人間的な成長をとげる。作品は昭和49年に刊行。教師の内面や葛藤がなまなましくえがかれている作品として共感をよび,ミリオンセラーとなった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例