日本歴史地名大系 「小貫高畑村」の解説 小貫高畑村おぬきたかばたけむら 秋田県:大曲市小貫高畑村[現在地名]大曲市小貫高畑、金谷(かなや)町・日の出(ひので)町一丁目・同二丁目の各一部南は六郷西根(ろくごうにしね)村、東は六郷本館(ろくごうもとだて)村(現仙北(せんぼく)郡六郷町)、北は荻目(おぎのめ)村、北西は大曲村に接する。古くから高畑の古四王様として崇敬されている現大曲古四王際(こしおうぎわ)の古四王神社は元亀元年(一五七〇)の建立と伝え、また館があったと伝えられることから、開村は近世以前にさかのぼるものであろう。元和二年(一六一六)向右近から安島作左衛門にあてて「小貫高畑村之内永荒」の新開の差紙が出され、寛永三年(一六二六)には梅津半右衛門から渋江内膳にあてて、当村のほかに大曲村・藤木(ふじき)村・川目(かわのめ)村地内の新開を認める差紙が出されている(大曲町史資料)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by