小越平陸(読み)オゴシ ヘイリク

20世紀日本人名事典 「小越平陸」の解説

小越 平陸
オゴシ ヘイリク

明治・大正期の中国探検家



生年
慶応2年(1866年)

没年
昭和4(1929)年12月

出生地
越後国(新潟県)

経歴
海軍生活7年間の後、ロシア事情を追究しようとして日清戦争に会し、のち勝海舟知遇を得て清(中国)に渡る。30余年滞在し、中国22省中、新疆広西の2省を除き全ての省を踏破した。著書に「白山黒水録」「黄河治水」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小越平陸」の解説

小越平陸 おごし-へいりく

1866-1929 明治-大正時代の探検家。
慶応2年生まれ。海軍生活ののち,勝海舟の知遇をえて清(しん)(中国)にわたる。30年余滞在し,新疆・広西の2省をのぞき,すべての省を踏破した。昭和4年12月死去。64歳。越後(えちご)(新潟県)出身著作に「白山黒水録」「黄河治水」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android