小路切(読み)しょうじぎり

精選版 日本国語大辞典 「小路切」の意味・読み・例文・類語

しょうじ‐ぎりセウぢ‥【小路切】

  1. 〘 名詞 〙 小路を横切ってまっすぐに行くこと。
    1. [初出の実例]「小路(セウジ)ぎりに、東山へぞ遣りて行く」(出典源平盛衰記(14C前)一一)

こうじ‐ぎりこうぢ‥【小路切】

  1. 〘 名詞 〙 小路を横切ってまっすぐ行くこと。また、その場所
    1. [初出の実例]「前おひて、あまた火ともさせて、こうぢぎりに辻にさしあひぬ」(出典:落窪物語(10C後)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android