小路隠(読み)こうじがくれ

精選版 日本国語大辞典 「小路隠」の意味・読み・例文・類語

こうじ‐がくれこうぢ‥【小路隠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 小路に隠れる意 ) しばらく他所に姿を隠すこと。
    1. [初出の実例]「よるのまにぞこうじがくれせらるなるや」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)
  3. 遊戯一つ。かくれんぼ。
    1. [初出の実例]「幼き時は鼠舞、小路(コウヂ)がくれをして」(出典仮名草子浮世物語(1665頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む