小野田小一郎(読み)おのだ こいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野田小一郎」の解説

小野田小一郎 おのだ-こいちろう

1779-1846 江戸時代後期の武士
安永8年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩家老。藩主井伊直中・直亮(なおあき)につかえる。晩年絹屋半兵衛の窯を藩の御用窯とし,湖東焼を創始した。詩文にすぐれ頼山陽,梁川星巌(やながわ-せいがん)とまじわった。弘化(こうか)3年1月15日死去。68歳。本姓宇津木。名は為典。字(あざな)は舜卿。号は簡斎,赤松園。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android