小金厚丸(読み)こがね あつまる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小金厚丸」の解説

小金厚丸 こがね-あつまる

?-1829 江戸時代後期の狂歌師,戯作(げさく)者。
伊勢屋吉兵衛と称し,江戸神田で紙問屋をいとなむ。狂歌は三陀羅(さんだら)法師にまなび,のち五側(ごがわ)の判者。花柳(かりゅう)界を主題とする戯作でも知られた。文政12年10月10日死去。姓は武藤。名は忠司。別号に神田庵厚丸。著作に洒落(しゃれ)本「仇(あだ)手本」「闇明月」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android