小阿坂村(読み)こあざかむら

日本歴史地名大系 「小阿坂村」の解説

小阿坂村
こあざかむら

[現在地名]松阪市小阿坂町

西方に堀坂ほつさか山に連なる山地を控え、北は大阿坂村に境し、南は岩内ようち村、東は美濃田みのだ村、西は山地を隔てて一志郡森本もりもと(現嬉野町)に接する。阿射加あざか神社を中心に古代から開かれたが、中世は外宮領大阿射賀御厨、そして小阿射賀御厨が存在した。

近世は和歌山藩松坂領。元禄一四年(一七〇一)の小阿坂村新田改帳以降数種の新田畑検地帳がある(徳川林政史蔵)。同年では字筒橋野に下々田一五筆、三反一畝一五歩が記帳され、宝永七年(一七一〇)の小阿坂村新畑検地帳では字里中に三筆二畝一一歩の新畑、享保二年(一七一七)の新田畑検地帳(同蔵)では九九筆計一町一畝余の新田畑が記帳されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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