小馬命婦(読み)こまのみょうぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小馬命婦」の解説

小馬命婦(1) こまのみょうぶ

?-? 平安時代中期の女官
円融天皇の皇后藤原媓子(こうし)につかえる。天元2年(979)媓子の没後まもなく出家し,嵯峨野(さがの)にすんだ。和歌にすぐれ,清原元輔(もとすけ)らと交流家集に「小馬命婦集」があり,それにみえる和歌が「新古今和歌集」などにおさめられている。駒命婦ともかく。

小馬命婦(2) こまのみょうぶ

?-? 平安時代中期の女官。
清少納言藤原棟世との間に生まれる。上東門院(一条天皇中宮)につかえた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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