小鳥居村(読み)ことりいむら

日本歴史地名大系 「小鳥居村」の解説

小鳥居村
ことりいむら

[現在地名]関金町大鳥居おおとりい

大鳥居村の北に位置する。同村の支村だが、寛文一〇年(一六七〇)以前に領内限り一村となっていたと考えられ、同年の土免状(石田家文書)に高一三七石余、免三ツ二分(本免も同じ)とある。米村氏の給地で(給人所付帳)、享保一九年(一七三四)の鈴木孫三郎所持本「伯耆誌」によれば高一五〇石、竈数三〇余。なお幕末の六郡郷村生高竈付にも村名が載るが、生高・竈数は大鳥居村分に合算されていると考えられ記載がない。享保二〇年、当村の弥四郎が病気を理由に久米くめ郡大庄屋を辞しており、平次郎が宗旨庄屋に任命されている(在方諸事控)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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