小鹿田焼(読み)おんたやき

事典 日本の地域遺産 「小鹿田焼」の解説

小鹿田焼

(大分県日田市源栄町皿山)
おおいた遺産指定の地域遺産
皿山の小鹿田地域で伝承される民陶。1705(宝永2)年頃始まったとされる。技法は国指定重要無形文化財

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「小鹿田焼」の解説

小鹿田焼

大分県日田市の小鹿田(おんた)地区で生産される陶器地域団体商標。飛び鉋(かんな)という金属製のヘラでつける削り文様特徴。製造技術は国の重要無形文化財に指定されている。

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世界大百科事典(旧版)内の小鹿田焼の言及

【日田[市]】より

…このほか私塾咸宜(かんぎ)園跡や月隈(つきくま)城跡,日隈(ひのくま)城跡などの史跡にも恵まれ,耶馬日田英彦山(やばひたひこさん)国定公園の一部になっている。市北郊の小鹿田(おんた)(皿山)は柳宗悦が見いだした〈民陶の里〉として知られ,1705年(宝暦2)筑前国小石原(こいしばる)村から伝えられたとされる打刷毛模様や点線模様に特色をもつ小鹿田焼を産する。久大本線が通じ,西部の夜明(よあけ)からは日田彦山線が分岐している。…

※「小鹿田焼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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