尖閣を巡る日中対立

共同通信ニュース用語解説 「尖閣を巡る日中対立」の解説

尖閣を巡る日中対立

日本と、沖縄県・尖閣諸島領有権を主張する中国の対立。日本は「領有権問題は存在しない」との立場。中国は周辺海域で石油資源埋蔵の可能性が指摘された後の1970年代以降に領有権を主張し始め、92年に尖閣を中国領と明記した領海法制定。2012年9月の野田政権による国有化に反発し、公船による日本領海侵入を常態化させた。日中両政府は14年11月、不測の事態回避を目指すとした文書をまとめたが、緊張状態が続いている。(北京共同)

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