尻宮(読み)シリミヤ

デジタル大辞泉 「尻宮」の意味・読み・例文・類語

しり‐みや【尻宮】

隠された支障があってあとになって生ずる苦情
「どこからも―の来る気遣はないによって」〈円朝真景累ヶ淵

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精選版 日本国語大辞典 「尻宮」の意味・読み・例文・類語

しり‐みや【尻宮】

〘名〙 いまのところは大したことないが、あとでめんどうだと発覚するようなものごと。あとになって問題を引き起こすものごと。
※雑俳・川柳評万句合‐明和元(1764)松四「尻(しリ)みやをいわず娘を目見へさせ」

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