尻干(読み)しりび

精選版 日本国語大辞典 「尻干」の意味・読み・例文・類語

しり‐び【尻干・後干】

  1. 〘 名詞 〙 初めは力強いが、末が弱々しくなること。また、歌などで、結句の力が弱いこと。
    1. [初出の実例]「宿世(すくせ)の引くかたにて、なほなほしきことに、ありありて靡く、いと、しりひに、人わろき事ぞや」(出典源氏物語(1001‐14頃)梅枝)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む