日本歴史地名大系 「尾島町」の解説 尾島町おじままち 群馬県:新田郡尾島町面積:一九・三〇平方キロ新田郡の最南端に位置し、南は埼玉県深谷(ふかや)市・同県大里(おおさと)郡妻沼(めぬま)町に、東は太田市、西は佐波(さわ)郡境(さかい)町。標高約三二―三五メートルの平坦地で、大間々(おおまま)扇状地の扇端付近にあたり、北より石田(いしだ)川・早(はや)川・利根川が東流する。石田川以北の中位段丘の地層は砂礫が主体であるが礫径は小さい。耕地の大半は低平な後背湿地(表層部は粘土・シルト・細砂など細粒な土層でおもに水田)と自然堤防および旧河道に堆積した沖積層(砂質・壌質で土層一メートル以上の肥沃な土壌、露地野菜畑)からなり、中位段丘部・自然堤防の微高地に集落を形成している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by