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尾花粥 オバナガユ

大辞林 第三版の解説

おばながゆ【尾花粥】

昔、宮中で八朔の祝儀の際に用いた粥。疫病よけのまじないとして、ススキの花穂を黒焼きにして入れた。江戸時代には民間にも行われた。尾花の粥。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の尾花粥の言及

【粥】より

…芋粥は,現在ではふつうサツマイモを入れたものを指すが,芥川竜之介の《芋粥》に描かれた平安時代のそれは薯蕷(しよよ)粥ともいい,ヤマノイモを切って甘葛(あまずら)の汁で煮ただけの,汁粉のようなものであった。粥はハレの日の食物とされることが多く,正月の七草粥,小豆(あずき)粥のほか,8月1日には宮中などで尾花粥,12月8日には寺院などでは紅糟(うんぞう)粥を食べた。尾花粥は古く諏訪大社の御射山(みさやま)の神事に始まるといい,ススキを黒焼きにして粥に混ぜたものだったが,後には黒ゴマを代用するようにもなった。…

※「尾花粥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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