尿道膀胱鏡(読み)にょうどうぼうこうきょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「尿道膀胱鏡」の意味・わかりやすい解説

尿道膀胱鏡
にょうどうぼうこうきょう

膀胱鏡一種であるが、側方を見る一般の膀胱鏡と異なり、前斜方を見るようにつくられている。このため膀胱内を観察し、かつ尿道の状況も観察できる。しかしその目的のために膀胱鏡の先はあまり屈曲しておらず、挿入ほかのものに比してやや困難である。

 現在わが国で市販されているものは、洗浄しながら膀胱内を観察し、抜去しつつ前立腺(せん)部、尿道部を観察する灌流(かんりゅう)式のみで、これにはワップラー型とボルフ型とがある。本来はこの型の膀胱鏡を尿道膀胱鏡とよぶが、パンエンドスコープ(万能膀胱鏡)も尿道膀胱鏡とよばれることもある。この型の内視鏡は主として尿道を見るためのもので、膀胱についてはあまり観察しやすくない。

[河村信夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む