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膀胱鏡 ぼうこうきょう cystoscope

翻訳|cystoscope

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

膀胱鏡
ぼうこうきょう
cystoscope

元来は膀胱の中を見て診断するための光学器械である。初めてつくったのは M.ニッツェ (1876) 。その後,数々の改良が加えられ,外筒の先端部に白熱光電球が内蔵された型から,照明を内視鏡用冷光装置からグラスファイバによって先端に導く型に発展してきた。

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デジタル大辞泉の解説

ぼうこう‐きょう〔バウクワウキヤウ〕【××胱鏡】

尿道口から挿入し、膀胱内を観察する内視鏡。

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百科事典マイペディアの解説

膀胱鏡【ぼうこうきょう】

膀胱疾患の診断に用いられる内視鏡。金属筒にグラスファイバーを用いた照明装置と複雑なレンズ組合せが収められ,体外から膀胱内を観察できる。ほかに手術用膀胱鏡,尿管にカテーテルを挿入するための尿管膀胱鏡などがある。
→関連項目膀胱結石膀胱腫瘍

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世界大百科事典 第2版の解説

ぼうこうきょう【膀胱鏡 cystoscope】

内視鏡の一種。現在,臨床的に用いられている膀胱鏡の原型は,1879年ドイツのニッツェMax Nitzeによって作られた。膀胱内を観察し,その診断に用いるものを検査用膀胱鏡という。そのほか逆行性尿管カテーテル用の尿管膀胱鏡,手術に用いる手術用膀胱鏡,膀胱砕石用の砕石膀胱鏡,異物除去用の異物除去膀胱鏡などがある。また年齢によって尿道径が異なるので,小児用膀胱鏡,青年用膀胱鏡などがある。膀胱鏡の構造を大別すると,膀胱内部を観察する内視鏡系(レンズ系)と膀胱内部を照らす照明系とがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

膀胱鏡
ぼうこうきょう

膀胱内の病変を直接観察するための内視鏡。現在もっとも一般的なのは金属管でレンズを包んだ長さ約40センチメートル、太さ7~5ミリメートルのものである。光はグラスファイバーで導かれ、光源は体外に置いておく。形式にはいろいろなものがあるが、現在広く用いられているのは、バーガーヤール式で、膀胱鏡を通して滅菌水を入れ、膀胱内を洗いながら観察できるようになっている。このほかに視野の広い広視野膀胱鏡や、尿管カテーテルを入れるために設計されているカテーテル用膀胱鏡、膀胱の頸部(けいぶ)の見える見返し膀胱鏡、手術用膀胱鏡、小児用膀胱鏡など、各種のものがある。男子用と女子用の区別はとくになく、兼用できる。女子に用いるときは滑剤をつければとくに苦痛なく挿入することができるが、男子に用いるときは尿道粘膜の麻酔を行うほうが苦痛が少ない。また小児、精神病者などでは全身麻酔下に行う場合もある。[河村信夫]

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世界大百科事典内の膀胱鏡の言及

【内視鏡】より

… しかし胃や膀胱のような深部にある内腔を見るためには,体内に光源を持ち込む必要がある。最初に成功したのはドイツの泌尿器科医ニッツェMax Nitze(1848‐1906)で,水冷式白熱白金線を光源とし,内部にレンズも組み込んだ本格的な膀胱鏡cystoscopeを作った。エジソンが発明した白熱電球が1890年ころから利用できるようになったことによって初めて十分に明るい照明が得られるようになり,膀胱,直腸,気管,食道などの検査や誤って飲み込んだ異物の除去に利用されるようになった。…

【内視鏡】より

…内部を見る器具を意味するエンドスコープendoscope(endoは内部,scopeは望遠鏡などものを見るための道具)の訳語。対象とする内腔が胃であるか膀胱であるかなどによって,胃鏡あるいは膀胱鏡などと呼ばれ,内視鏡はそれらの総称である。日本でこの用語が広く用いられるようになったのは,1961年に日本内視鏡学会が設立された以降のことである。…

【婦人科内視鏡】より

…婦人科領域で用いられる内視鏡をいい,またこれを用いた検査をさすこともある。子宮鏡(頸管鏡や卵管鏡も含む),腹腔鏡,胎児鏡,膀胱鏡などが含まれ,疾病の検査だけでなく治療にも応用され,さらに近年では,これら内視鏡による直視下での手術も試みられ,一部実用化されている。婦人科内視鏡では,映像伝達系にレンズを用いた硬性鏡が一般に用いられ,照明光は外部光源(ハロゲン灯,水銀灯,キセノンランプ)からグラスファイバーによって伝達され,内視鏡先端から局所を照明する。…

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