局所・局処(読み)きょくしょ

精選版 日本国語大辞典 「局所・局処」の意味・読み・例文・類語

きょく‐しょ【局所・局処】

〘名〙
① 全体のうちの限られた一部分。限られた一定の場所。局部
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉二「局処の逆流を見て河流方向を臆断し難し」
② 陰部。局部。
※母(1930)〈岡田三郎〉一「石造の解剖台に、母の死体一片の白布を局所(キョクショ)にのせたきりで、大の字になってゐる」
③ からだの関節

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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