最新 地学事典 「局部磨製石斧」の解説
きょくぶませいせきふ
局部磨製石斧
edge-ground stone tool
刃部など一部が磨かれた石斧。磨製石斧は,ヨーロッパでは完新世の新石器文化を特徴づける石器であるが,近年,日本と豪州の旧石器遺跡から,石斧の刃部を磨いた局部(刃部)磨製石斧と呼ばれる楕円形・短冊形の石器が多く発見されだした。年代的には3万~2.5万年前に集中し,その前後には出現していない。この事実から,旧石器文化にも磨製石斧が存在することが判明した。
執筆者:小田 静夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

