居候三杯目にはそっと出し(読み)イソウロウサンバイメニハソットダシ

ことわざを知る辞典 の解説

居候三杯目にはそっと出し

居候は、他家世話になっている手前食事の際も遠慮がちになる。

[使用例] 「何杯目だね?」「三杯目」「多過ぎる。二杯でやめておきなさい。食べ過ぎたら肩がこるからね」居候、三杯目にはそっと出し、という言葉があるが、わたしはいたし方なく、ここで茶碗をおく[三浦綾子*生きること 思うこと|1972]

[解説] 「三杯」は、かつての日本人の食卓ではごくふつうに食べた飯の量でしたが、居候は食事代を出さずに置いてもらう身なので、控えめになるのは致し方ありません。また、「三」はことわざが区切りとして好む数でもあります。

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