居切村(読み)いぎりむら

日本歴史地名大系 「居切村」の解説

居切村
いぎりむら

[現在地名]神栖町居切

鹿島灘沿岸にあり、南は堀割ほりわり川を隔てて深柴ふかしば村。村の東に砂丘が発達する。天正一九年(一五九一)佐竹氏の南方進出に伴い一族東義久の知行地となり(水戸市史)、文禄四年(一五九五)の中務大輔当知行目録(秋田県立図書館蔵)に「百四拾八石八斗 いきり」とある。江戸初期に旗本領となり、寛永一〇年(一六三三)の鹿島郡中高改帳によれば、村高一二〇石余で、溝口氏が支配した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む