居能浦(読み)いのううら

日本歴史地名大系 「居能浦」の解説

居能浦
いのううら

[現在地名]宇部市居能町一―三丁目の全域、および大字藤曲・鍋倉町・文京町の各一部

藤曲ふじまがり浦前面の干潟を利用して元禄三年(一六九〇)築き立てられた内開作うちかいさくの外側に形成された浦。開作地完成後藤曲浦から漁民が移住して成立した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android