山ノ口町(読み)やまのくちちよう

日本歴史地名大系 「山ノ口町」の解説

山ノ口町
やまのくちちよう

[現在地名]池田市城山しろやま

甲賀谷こがだに町の北にあり、東側は池田城跡のある城山。西は中之なかん町で、主要道から離れているため空地畑地が多く、建家も小家が多い。元禄一〇年(一六九七)池田村絵図(伊居太神社蔵)によると、当町には魚屋一・髪結二・日用一一・糸引一六・職業無記載六五の合計九五戸が認められる。職業無記載は農業とみられるので、農業を中心として多くは酒造手伝いあるいは運送などに従事していたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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