デジタル大辞泉 「池田市」の意味・読み・例文・類語
いけだ‐し【池田市】

「日本書紀」仁徳天皇三八年七月条に「猪名県の佐伯部、苞苴献れり」とみえる猪名県は、猪名川を挟んで旧川辺郡(現兵庫県)と旧豊島郡域にまたがっていたと推定されており、当市域も同県に属する地であったとされる。また佐伯部の居住地域は五月山周辺といわれ、五月山は佐伯山の転訛とする説もある(大日本地名辞書)。宝亀一一年(七八〇)の西大寺資財流記帳(内閣文庫蔵)に「豊島郡佐伯村」がみえるが、前述佐伯部との関係が考えられる。
当市域はほぼ豊島郡北条に属し、条里制地割遺構が久安寺川流域の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報