百科事典マイペディア 「山上たつひこ」の意味・わかりやすい解説 山上たつひこ【やまがみたつひこ】 漫画家,作家。本名竜彦。徳島県生れ。大阪鉄道高校卒。貸本漫画の日の丸文庫編集部をへて1966年《とびこんだ熊じいさん》でデビュー。近未来SF《光る風》で注目される。1972年《喜劇新思想体系》を発表,性を主なモティーフとしたグロテスクで破壊的なギャグ漫画に転じる。1974年より《がきデカ》を連載。〈少年警察官〉を自称する小学生〈こまわり〉が巻き起こす騒動を描いて大ヒットし,後のギャグ漫画に強い影響を与えた。1980年代には温泉漫画などを手がけるが,1990年漫画家を廃業。小説家に転身し本名で《太平》などを発表している。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山上たつひこ」の解説 山上たつひこ やまがみ-たつひこ 1947- 昭和後期-平成時代の漫画家。昭和22年12月13日生まれ。昭和40年貸本漫画「秘密指令0」でデビューし,45年「少年マガジン」連載の「光る風」,ついでギャグ漫画「喜劇新思想大系」「がきデカ」で人気をえる。63年小説「ブロイラーは赤いほっぺ」を発表,平成2年から作家活動に専念。徳島県出身。大阪鉄道高(現大阪産大附属高)卒。本名は竜彦。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by