山上陣屋跡(読み)やまかみじんやあと

日本歴史地名大系 「山上陣屋跡」の解説

山上陣屋跡
やまかみじんやあと

[現在地名]永源寺町山上 門川

元禄一一年(一六九八)以降山上村等一万三千石余を領有した山上藩稲垣氏の陣屋。若年寄などを勤めた稲垣重定は、常陸・丹波両国で計一万三千石余を領していたが、元禄一一年常陸国内一万一千石余が近江国へ領地替となった。以後稲垣氏は幕末まで神崎郡八ヵ村、蒲生がもう郡四ヵ村、甲賀郡九ヵ村、野洲やす郡五ヵ村、坂田郡一ヵ村、浅井あざい郡一ヵ村の計二八ヵ村(相給地を含む)を領した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む