山入端村(読み)やんぱーむら

日本歴史地名大系 「山入端村」の解説

山入端村
やんぱーむら

[現在地名]名護山入端やまのは中山なかやま勝山かつやま

名護なぐ間切の西寄りに位置し、東は屋部やぶ村。ヤンパーは山中の広い原を意味するともいう(沖縄地名考)集落名護なご湾に面する海岸低地に細長く碁盤目状に形成され、北側に丘陵地が広がる。絵図郷村帳・琉球国高究帳では名護間切「山によは村」と記され、「山饒覇村」(琉球国由来記・琉球国旧記)、「山饒波村」(乾隆二年帳)など表記に変化があるが、近代以降は山入端村と記される。前掲高究帳では「あわ村・山によは村」と併記され、高頭一八石余、うち田一四石余(うち永代荒地五石余)・畠四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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